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スキューキャリブレーション

ゲインミスマッチ、オフセットミスマッチ、タイミングエラーは、インターリーブ方式A/D変換器(TiADCs)の主な誤差要因である。ゲインミスマッチ、オフセットミスマッチに関しては、効果的な補正方法が報告されているが、タイミングエラー補正は、まだ研究段階にある。タイミングエラーは、サンプリング時のタイミングスキューや、RCミスマッチ(サンプリング容量やサンプリングスイッチのOn抵抗)によってもたらされる。これらのタイミングエラーはクロックフェーズを調整することにより同時に補正することができ、現在、バッググラウンド補正方式についての研究を行っている。

           スキュー補正前            スキュー補正後

文献

  1. Zheng Liu, Masanori Furuta, Shoji Kawahito,"Simultaneous Compensation of RC Mismatch and Clock Skew in Time-interleaved S/H Circuits", IEICE Trans. on Electronics, Vol.89-C, No.6, pp.710-716, 2006

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